店長がいつも
気を使って
みつのこともすごく心配してくださる。
月: 2025年8月
ニマと飲んでいると
たくさんの人が集まってくる。
たわいない話ばかり。
難波らしいじかん。
あまりにも暑いので。
メキシコガール。
犬好きの。
みつの体を毎日抱っこしている私は
みつの体の変化を体感している。
ねえ、抱っこしてみて。
いまこれぐらいの軽さなんだよ。じいじ。
掌にみつの背骨とかのかんじが、伝わるでしょう?
知ってて、覚えてて、
いま、の「わたし」や、いま、の「あなた」
に向き合うことを
後回しにしないで。
夜間病院にいかない選択
夜、ニマの散歩にいくために
みつを二階のデザイン室にいる学さんにあずけようとして
連れて行って、事情を話している先に
みつのお尻からしゅわしゅわ~っと血があふれて
それを佳苗と私はしっかり目撃してしまった。
あ、やばいやつやこれ。ってなる私たち。
生理のどろっとした経血ってかんじのかたまりの血みたいな。
かなえと学さんがスマホで
夜間病院を探してくれる。りかもLINEで病院候補を送ってくれる。
熊本で買ったデニムに血がどろんとついているから
動けなくって
かなえにニマのお散歩を頼んで
おなかすいたので、学さんにたこ焼きを買ってきてもらう。切羽つまってるのか落ち着いているのか
玉造に夜間の病院があるらしい。
「いったほうがいいかな」
「そりゃそうだよ」
「でも、なんか、急いでいっても処置は知れてる気がする」
「それより明日までまって、朝、いつもの先生にみてもらったほうがいいかも」
こういうとき、ひとつひとつの選択が
迫られる。
結果。夜間病院にはいかない、という選択とした。
理由はなんとなく
急いで処置されて酸素室とかにあずけられて眠れない一夜を
過ごすよりも
抱っこしておくほうがいいと思えたんだろうなあ。
私のおなかのうえで
ずっと眠らせてあげるほうがいいと
思ったんだろうなあ。
結果、それでよかったと思える。
というと佳苗が「3年前の夏は、行ってよかった、だとおもう」
そうだね。
戎橋を超えた先にはまだ
いったことがない。
めちゃあついけど
きょう、よくお留守番したごほうびに
いってみよか。
きょうは、みつちゃんの病院いったりして
かかりきりだったから
ニマちゃんと遊んであげられなかった。
夕方になってやっと
長い散歩にいきました。
病院のかえりに
藤本さんのところにいって、ボーロをいただくと
食べてくれた。
食欲は、ある。すごい。
いちばんそばで
犬たちを見ていてくれる藤本さんが
こういうときに絶対に
助けてくれる、心の支えになってくれる
と思えるのは大きい。