
松永のおだ動物病院。
因島からは40分ぐらいでつく。思ったよりも近い。
着くなり、
受付スタッフがみつを引き取りすぐに中へ。
「溺れたコ、きたよーーーー」と連携とってくれて
すぐに処置室へ。
黒崎先生、という女性の先生が的確に状態を説明してくださる。
「かなり危険な状態です。肺が真っ白に映っています。
酸素室に入れて、肺から水が抜けるのを待つしかないのですが、この病院は24時間ではなく夜間が無人になります。
機械コントロールしますが、夜中に万が一が起こった場合、
誰も気づくことができません。連れて帰って、見てあげるのもひとつですが、どうされますか?」
まんちゃんに連絡をして、意思確認をする。
酸素室でちゃんと見てもらうことに・・・それしかないよね。
みつちゃん、緊急入院することに。
からだから力が抜けていき、
みつを預けて、みきねえちゃんと帰路に・・・
ただ、いい病院で信頼できることはよくわかった。
てきぱきと説明してくださって
すばやい判断が必要だったので脳が震えていたけど
ベストな方法を選ぶしかないので
「預けます。お願いします」
「ちょっと、酸素室を見てみますか?」と言われて
奥の酸素室に連れて行ってもらう。
扉を開けてもらって、みつが私の方をむく。
かわいい顔をしてこちらを見ている。
でも、震えてるわけでも、そこまで不安そうな顔でもない
洗いたてのふわふわの毛を撫でてやり
おでこをこっつんこして
「明日の朝、かならず迎えに来るから、
そこまでがんばろな」 と約束。
みつはひとりができるこ
みつは我慢ができるこ